2019年に、Change.org様にご協力いただき、「だれもが選べる制服導入」の署名活動を行った活動記録ページです。
2019年に、Change.org様のWEB上での署名に加え、紙面での署名と合わせて、合計3541名の方のご賛同をいただき、2019年6月25日に栃木県知事・福田富一氏に署名を提出いたしました。署名は、栃木県内の教員のみなさま約500人分の署名も含まれておりました。
その後、1年後の2020年6月2日に、学校教育における性の多様性に配慮した取り組みの一環として、荒川政利県教育長(当時)が令和2年6月1日に、全県立学校に制服選択制の導入を推奨する考えを示したことが、6月2日の下野新聞一面記事として報道されました。
署名活動にご賛同いただいたみなさま、応援いただいたみなさま、どうもありがとうございました。
栃木県では、2022年9月1日より、とちぎパートナーシップ宣誓制度が始まりました。
栃木県での性的マイノリティのひとたちに対するさまざまな取り組みが行われていくことは、非常に喜ばしいことです。私たちS-PECは、私たちの暮らすこの社会が、誰もが安心して暮らしていくことができる居場所であることを願って、今後も活動をつづけていけるようがんばっていきたいと思います。
下記に、署名サイトへのリンクや、報道関係の記録を記してありますので、ご覧いただければ幸いです。
制服が苦痛なために、学校に行くのがつらい、不登校になってしまった、中退してしまったという子どもたちが数多くいます。
性別に違和感がある子どもにとって望まない性別の制服は苦痛だったり
性別に違和感がなかったとしても、痴漢にあってしまい制服を着続けることが苦痛だったり
さまざまな理由で制服を着るということがおちつかない子どもたちもいます
自分が落ち着いて学校生活を送れる制服を選べるようにすることで、
だれもが安心して学校に通えるようにしたいという思いから署名キャンペーンをはじめました。署名とともに制服に関する体験談も募集しました。
県知事への署名提出1年後の2020年6月2日に、学校教育における性の多様性に配慮した取り組みの一環として、荒川政利県教育長(当時)が令和2年6月1日に、全県立学校に制服選択制の導入を推奨する考えを示したことが、6月2日の下野新聞一面記事として報道されました。
報道当時、栃木県内では、約6割にあたる33校が女性用ズボンを用意しており、また、約7割の県立学校がトイレの使用に対する配慮などをしているとの調査結果がありました。
今回の制服選択制の導入推奨は、このような各校の取り組みを後押しするものとなると思われます。
制服選択制については、県立学校長会議や人権教育担当教員向けの研究会などで周知される予定とのことでした。
下野新聞WEBサイト・下野SOON記事
2020/6/2
オンライン署名ページです。署名のくわしい趣旨についてもこちらに記載しています。
※キャンペーンは終了しておりますので、現在は署名することはできません。閲覧専用となっております。